子供が売れ出したら必ず登場して来るのが「ステージママ」の存在でしょう。

古くは美空ひばりのひばりママ,保積ペペの、

保積ママ、最近では芦田愛菜の芦田ママと言うところでしょう。

 

わが子をさておいて、ディレクターや、

相手の俳優さんにまでクレームをつけるのは朝飯前、

台本の書き直しまで指示するに当たっては、もうおしまい。

 

どこの局も使わなくなるのは時間の問題でしょう。

しかしどのような横暴でも袖にされなかったのが美空ひばりでしょう。

あれだけの大スターになれば、子供と言えども袖にはできず、

衰えることなく隆盛をかこったのでしょう。

 

こうした中で、ステージママと違った子役の母親の話をしてみましょう。

『新・天までとどけ』の中で、個性を発揮して注目された

小堀陽貴くんの母親は、多くの母親と同様に、

子役にしょうと思ったきっかけは、「想い出作り」であったと言います。

小堀くんは4歳の時、この番組のオーディションを受け、合格しました。

 

小堀くんは、セントラル子どもタレントに登録したのが、1歳の時でした。

この番組「新天までとどけ」の最終審査で3人に絞られました。

この番組は、シリーズで長く続くこともあり、私立の学校を受験する子は、

この時点で外されました。

 

しかし小堀くんは、お母さんとそのことを話し合い、

「僕絶対受かる」と言う小堀くんの意思を尊重し、

お受験とタレントのどちらも成功させました。

 

お母さんは高額なギャラをもらう小堀くんに「仕事をしてお金をもらうのは、

お父さんと同じよ。だから眠くっても、熱があっても仕事は休めないのよ。

陽貴一人が休んだために、監督参さんを始め、

スタッフの人に大きな迷惑をかけることになるのよ」と

ぐずる陽貴くんを現場に連れて行ったそうです。

 

こうしたエピソードを聞くと、いかに子供がタレントととして活動する場合、

お母さんが大事かわかりますね。

この小堀くんはこのお母さんの愛情あふれる指導の下、

すくすく育ち、タレントとして多くの作品で活躍しています。

 

子役、とお母さんは表裏一体のもと、

成長してタレントとして大きく育っていくか、子役として活躍したが、

その後消えて行ってしまうのか、それはお母さんの子供に対する厳しい

躾次第と言えましょう。

 

レッスンなしに、すぐにスターになるチャンスがあるのが子役です。

そこには長い児童劇団で、基礎を学んだ子役と一瞬にして、

スター街道を走り出した芸道の差をちじめるのはお母さんの指導次第と言えましょう。